お年玉を活用して、親子でお金の大切さと使い方を学ぼう!
2025年12月24日
お年玉は絶好の金融経済教育の機会
お年玉は普段のおこづかいと比べて受け取る金額が多く、子供にとって「大金」を手にする特別な機会です。まとまったお金をどのように管理するか、親子で一緒に考えることは、お金との上手な付き合い方を身に付けるチャンスです。
おこづかいとお年玉の違い
お年玉を金融経済教育の機会にするため、まずは「お年玉の特徴」について、おこづかいと比較しながら確認してみましょう。
・受け取るタイミングの違い
おこづかい:毎月1回や週1回など、定期的に受け取る、または不定期にお手伝いをした等のタイミングで受け取る
お年玉:年に1度、お正月に受け取る
・金額の大きさの違い
おこづかい:普段の小さな買い物に見合う金額
お年玉:祖父母や親戚から受け取るため、保護者が想定していた以上にまとまった大きめの金額になる場合もある
・活用方法の違い
おこづかい:日常的なお金として使い、一部を貯蓄する。「給与」的な位置づけ。
お年玉:貯蓄や大きな買い物に使う。「臨時収入(ボーナス)」的な位置づけ。
・金融経済教育を実践する際の違い
おこづかい:限られた予算の中で、計画的にお金を使う。やりくりする力を育てる。
必要なものを買い、残ったお金で欲しいものに優先順位をつけて買う。
お年玉:まとまったお金をどのように「配分」するかをじっくり考える。
子供の成長に応じて、親子で事前に話し合おう
お年玉は年に1回の「臨時収入」であり、もらう金額も普段よりも大きい、という特徴を生かして、どのように配分するか、話し合いをしてみましょう。
①いくら使うか(支出)
まずは、お年玉で何がしたいか、何が買いたいか選ばせて、リストに書き出してみると良いでしょう。「何が欲しいかな?」「値段を一緒に調べてみようか?」など、子供が小さいうちは、親がサポートして、欲しいものとその値段を一覧にして「見える化」してあげましょう。
大きな買い物をする際、その場の勢いや思い付きで購入するのではなく、一旦考える習慣が身に付きます。
②いくら貯金するか
お年玉を全て使い切ると、後から欲しいものが出てきた時に困ることを子供に伝え、一部を預貯金に回して、将来の支出に備えることを教えたいですね。子供の名義の銀行口座を開設して、一緒にATMから入金し、通帳の残高が増えることを確認してみてもよいでしょう。
子供のうちは、今しか見えていないことが多いため、ちょっと先の将来への支出に備えることを伝えます。例えば、友達の誕生日プレゼントや家族旅行の際に買うお土産、お祭りなどのイベントで使うお金などは、毎月のおこづかいでは足りないのではないでしょうか。大人になって、日常的な支出の他に、旅行やイベントなど年間特別費を用意することを意識できるようになります。
今日のまとめ
お年玉は、子供にとって年に1回のお楽しみ!親子で事前にお年玉の活用方法を話し合って、より有意義な使い方、貯め方ができるようにサポートしてあげてください。ただし、主役はあくまでも子供です。使い道や貯める額は、子供の意見を尊重して決めましょう。
J-FLEC認定アドバイザー 山内 真由美