
2時間目は、ライフプランと資金計画を理解する授業が実施されました。
前時に、生涯賃金について学んだことを振り返り、本時は「生活設計・マネープランゲーム」を通して、人生の中での収入と支出について考えていくことが伝えられ、授業が始まりました。
今回は、一人ずつ1つの人生の疑似体験をしていきました。
20歳代の人生では、収入カード、基本生活支出カードを引き、貯蓄額を計算していきます。思い出ポイントは生活の充実度をあらわすものであることが、先生から伝えられました。
30歳代の人生では、様々なライフイベントがあります。
ゲームを進める前に、30歳代ではどんなことをしたいか、先生から確認がありました。「マイホームを買う」、「車を買う」、「脱サラしてラーメン屋さんになる」、「一人暮らしをしたい」という発表がありました。
どんな人生になるのか、人生の選択カードを引いていきます。結婚するかしないか、結婚した場合に働くのは1人か2人か、子どもの人数、家や車の購入の有無です。結婚や家の購入など、ライフイベントを体験するにつれ、収支のバランスだけでなく、お金と人生の充実度(思い出ポイント)のバランスも考える様子が目立つようになってきました。
保険に入るかどうかを決めた後、イベント&アクシデントカードを引きました。「自宅が火事」や「病気で入院」など、ほとんどの生徒がアクシデントに見舞われましたが、保険に入った人は、保険の有用性を実感することができたようです。
家族構成が決まり、家や車の購入体験をした生徒たちからは、「この時点でこんなに借金があったら、これからの人生どうなるか心配だ」などの感想が聞こえてきました。
40歳代の人生で、保険に入るかどうか決めるところで時間となり、次時はゲームの続きを行うことが伝えられ、授業は終了となりました。