
生徒の感想
- テキストはイラストがたくさんあったため、イメージがつきやすく、内容も関連付けやすかった。
- 映像で観ることで、イメージしやすかった。
- テキストには、細かい内容まで書かれていて、分かりやすかった。
- テキストは、教科書と照らし合わせて活用しやすかった。
- 金融の仕組みなどが簡潔にまとめられていて理解しやすかった。
先生の感想
教材について
- テキストは、図やイラストなどが多用されており、視覚的に理解しやすい教材であった。
- 「動画で学ぶ銀行の仕事」は、銀行の業務等について、簡潔に分かりやすくまとめられた映像教材であった。
- テキストには、銀行員の仕事について掲載されていたため、金融と仕事を結びつけながら授業を展開することができた。
- テキストは、基本的な知識を中心に構成されているため、中学校までの学習内容を見直す教材としても有用であった。
- PPT教材(進行スライド)はアレンジを加えやすく、授業の展開に合わせた活用をしやすかった。
研究授業について
今回、全国銀行協会が作成した教材「あなたと銀行のかかわり」の「ワークショップ2 信用が支える金融のしくみ 融資における信用と銀行の役割~企業と銀行の立場で考える~」をもとに、研究授業を構成した。
この教材を活用することにより、生徒は様々な視点から「信用」について考えることができ、さらに、ロールプレイを通して融資審査の面談を体験することで、銀行の業務について理解を深めることができたと思う。
企業側の立場から信用について考えたグループについては、企業の規模や融資を受ける目的の違いによって、成長性をどのように捉えていくかが異なるため、企業のあり方について多角的に捉えるきっかけとなったと思う。
今回の授業内容を基軸として、経済分野の学びを深めていくことができると感じた。引き続き、全国銀行協会が作成した教材や資料を活用しながら、研究を進めていきたいと思っている。