
生徒の感想
- 昔のお金がどういうものかレプリカでも見たことはなかったので、新鮮に感じるとともに、歴史を感じました。千円札や一万円札が、角度を変えると文字が浮かんでくることは知っていましたが、インクや紙にも工夫されていて、すごいと感じました。
- 資料を使った授業で、お金の歴史やお札に隠されているさまざまな工夫を知ることができた。
- 普段何も考えずに使っていたお札にたくさんの秘密が隠されていて面白かった。
- 私たちが日常的に使っているお札には、たくさんの歴史があり、人々から信頼されるために色々な工夫がされていることを知った。
- 細かな工夫がお金を偽造から守っていて、感心しました。
先生の感想
明治維新の中で、今と昔の銀行の違いや共通貨幣が必要になったことを考えさせる授業を展開した。中学2年生にとっては、現在の銀行が果たしている役割を理解するのが難しい。「あなたと銀行のかかわり」を活用することで、銀行の三大業務やお金の役割について理解をしやすかったようである。お金の価値を高めることや信用されるお金であることがどうして大事なのかを考えるきっかけになり、天皇を中心とした国家作りについて考える良い機会になった。
来年度の公民的分野では、引き続き全国銀行協会の資料を活用した授業を展開していき、継続的な学習から理解を深めさせていきたい。