売買は、どうやっているの?❷
売買取引のルール❷ 成行注文
成行注文とは、「いくらでもいいから買いたい」「いくらでもいいから売りたい」というように、価格を指定しない注文方法です。「成行注文」は「指値注文」より売買の成立が優先されます。
【成行注文で売る場合】
❶価格を決めて株式を売りたい(指値注文)という人が3人います。そこに、いくらでもいいから売りたい(成行注文)という人が来ました。

❷この場合、先に並んでいた「指値注文」の3人より「成行注文」の人が優先され、売買が成立します。そして、一番高く買ってくれる人の価格(ここでは768円)で売買が成立します。

【成行注文で買う場合】
❶価格を決めて株式を買いたい(指値注文)という人が3人います。そこに、いくらでもいいから買いたい(成行注文)という人が来ました。

❷この場合、先に並んでいた「指値注文」の3人より「成行注文」の人が優先され、売買が成立します。そして、一番安く売ってくれる人の価格(ここでは770円)で売買が成立します。


買いでも売りでも、成行注文が優先なのね。